本日は、数日前に行った外壁塗装工事の中でもとても大切な工程である
「下塗り」の作業の様子をご紹介します。
塗装というと「色を塗る」イメージが強いですが、
この下塗り作業こそが仕上がりの美しさと耐久性を決める重要な工程なんです。
■ 下塗りとは?
外壁塗装は、基本的に「下塗り → 中塗り → 上塗り」の3工程で仕上げます。
このうち下塗りは、外壁の下地と上塗り塗料を密着させるための“接着剤”のような役割を果たします。
もしこの下塗りを省いたり、薄く塗ってしまうと、
どんなに高品質な塗料を使っても、数年で剥がれやムラが起こることがあります。
つまり、塗装の「土台づくり」といえる、とても重要な作業なのです。
■ 今回の外壁の状態
今回の現場は築13年ほどの住宅で、サイディング外壁にチョーキング(粉化)が見られました。
表面の塗膜が劣化して白い粉が出ており、防水性が低下している状態です。
しっかりと高圧洗浄・コーキング打ち替えを行った後、
下塗りに使用したのは、密着性・弾力性に優れた微弾性フィラータイプの下塗り材。
細かなひびを埋めながら、上塗りの仕上がりを均一に整える効果があります。
■ 下塗り作業の様子
職人がローラーを使い、外壁の凹凸に合わせて丁寧に塗り広げていきます。
特にサイディングの目地や角の部分は塗り残しが起きやすいため、
刷毛を使って細かい部分までしっかり塗布。
塗りムラやダマが出ないよう、厚みを均一に整えながら施工を進めます。
下塗り材は透明または白系が多く、乾くとツヤのある滑らかな仕上がりになります。
この状態が、次の中塗り・上塗りが密着しやすい理想の下地です。
■ 下塗り完了後の外壁
下塗りが完了すると、外壁全体が白っぽく落ち着いた印象に。
この段階ではまだ最終の色ではありませんが、
表面がしっかりと整い、上塗りが美しく仕上がる準備が整いました。
乾燥後は手で触ってもベタつかず、滑らかでツヤのある質感になります。
これが“正しく施工された下塗り”の証です。
■ まとめ:下塗りは“見えないけれど一番大事な工程”
外壁塗装の美しさと長持ちを支えるのは、この下塗り作業です。
塗料がしっかり密着しないと、上塗りがどんなに良くても意味がありません。
ペイントホームズ佐世保店では、外壁の素材や劣化状況に合わせて最適な下塗り材を選定し、
「見えない部分こそ丁寧に」をモットーに施工しています。
「塗装してもすぐ剥がれてしまった」
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そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
現地調査でお住まいの状態を丁寧に確認し、最適なご提案をいたします。
📸 次回のブログでも現場様子をお届けします!
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