佐世保市で進行中の折半屋根改修、連載レポートの第4弾をお届けします(^^)
前回までで「高圧洗浄」「錆転換剤」「キャップ取付」「上塗り1回目」などをご紹介しました。
今回は仕上げ工程の要・上塗り2回目の様子も、現場写真とともにお伝えさせていただきます。
施工写真
【錆転換剤の塗布】
折半屋根全体に下地調整を行い、錆の出ていたボルト頭・重なり部はケレン後に錆転換剤を丁寧に塗布。
灰色に見えるのは反応被膜が安定した状態のサインです。
谷部やボルト周りは刷毛差しで先行、フラット面はローラーで均一に。ここまでで“錆を進行させない”土台が整いました。
【上塗り2回目で仕上げ】
仕上げ塗料を規定膜厚で2回重ね、光の反射も均一に。
折半の折り目・ボルト列・重なり部の塗り残し/膜厚不足をゼロにするため、1回目で面をつくり、2回目で艶・色・防水性を整えました。
雨だれ汚染を抑える低汚染タイプを採用し、耐候性とメンテナンス性を両立しています。
現場レポート続編で似た構図の写真が続くのか
今回の折半屋根は約100㎡と広いため、全体を一度に進めるのではなく、区画ごとに仕上げていく方式を採用しています。
そのためブログに掲載する写真は、どの区画もほぼ同じようなアングルになります。
しかし実際の現場では、一カ所ごとに「錆転換剤 → 中塗り → 上塗り2回目」までを完了させる確実な施工を進めています。
区画完了方式とは?
私たちが実践している区画完了方式とは、屋根を複数のブロックに分けて作業する方法です。
メリットは次の通りです。
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品質管理が徹底できる:区画ごとに膜厚や仕上がりを確認でき、塗り残しを防げる。
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乾燥時間を確保:各工程のインターバルを守れるので、塗膜の耐久性が高まる。
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安全性が高い:資材や職人の動線を整理でき、施工ミスや事故を防止。
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天候リスクの分散:万が一天候が崩れても、仕上げ済みの区画は守られる。
手間はかかりますが、長期的に安心できる塗装品質を確保するために欠かせない手法です。
施工を終えて
錆転換で“進行を止め”、上塗り2回目で“守る力と美観”を最大化――。
折半屋根は金属特有の熱伸縮やボルト周りからの劣化が出やすい分、最後のひと塗りが耐久年数を左右します。今回も区画完了方式で精度を高め、均一な艶と膜厚を実現しました。
塗装工事が初めての方、ご不安な方、お見積り・劣化診断等、全て無料で行っております。
また、お塗り替えをご検討中の皆様に、お得なキャンペーンも各種ご用意しておりますので
どうぞ気軽にお問合せください。
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