外壁塗装・屋根塗装は、人生の中でそう頻繁に行うものではありません。
そのため「どんな流れで工事が進むの？」「何を準備すればいい？」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。

今回は、佐世保市で外壁塗装や屋根塗装をご検討中の方に向けて、
工事の基本的な流れを分かりやすくご紹介します。
実際の施工現場の流れと、お客様が知っておくと安心なポイントも交えて解説していきます。

■ まずは“どの塗装店に依頼するか”が最重要

外壁塗装は、工事の品質が店舗選びで大きく変わると言われています。

佐世保市でも近年は訪問販売や格安業者も増えており、「契約後に追加請求された」「工事の質が悪かった」
といったご相談が当店にも寄せられています。

そのため、最初のステップとして大切なのは 塗装店選び です。

浦市,平戸市,東彼杵郡,松浦郡,伊万里市,武雄市,西松浦郡の外壁塗装、屋根塗装、防水工事などを承っています。

● 業者選びで失敗しないポイント

• 相見積もりは必ず 2〜3社

• 見積書に「塗料の種類・メーカー・塗布量」が明記されているか

• 保証内容が明確か

• 説明が丁寧か、押し売りがないか

• 施工事例がしっかり掲載されているか

塗装店が決まったら、次は具体的な工事の打ち合わせに入ります。

■ ステップ1：塗料選び・色選び（最重要ポイント）

外壁塗装で一番悩まれるのが 塗料と色選び です。

● 塗料選びのポイント

塗料はグレードごとに耐久年数が変わります。

• ウレタン（約7年）

• シリコン（約10年）

• ラジカル制御型（約12〜14年）

• フッ素（約15年〜）

• 無機ハイブリッド（約18年以上）

予算・耐久年数・家の状態に合わせて選びます。

● 色選びのポイント

色選びは失敗を避けるために、以下の方法を使います。

• A4サイズの塗り板見本

• カラーシミュレーション

• 実際の環境（日影・日向）で確認

• 近隣との調和

佐世保市は海風による塩害もあるため、汚れが目立ちにくい色を選ぶ方も多くいらっしゃいます。

■ ステップ2：いよいよ工事開始（足場設置）

工事日程が決まると、まず 足場の組み立て を行います。
同時に飛散防止ネットを張り、周囲への安全対策を万全にします。

足場がしっかりしていることで、職人が安定した姿勢で作業でき、
塗りムラのない丁寧な施工が可能になります。

■ ステップ3：下地処理（塗装の寿命を決める工程）

外壁塗装で最も重要と言われるのがこの 下地処理 です。

● 高圧洗浄

外壁の汚れ・古い塗膜・コケなどを洗浄してリセットします。

● ひび割れ補修

佐世保市は気温差がある地域のため、モルタル壁のひび割れが比較的多く見られます。

• ヘアークラック（細いひび）

• 構造クラック（深いひび）

状態に応じて補修方法を変えます。

● ケレン作業

金属部分のサビ落とし・旧塗膜の除去。
塗料をしっかり密着させるために欠かせません。

下地処理を怠ると、どんな高耐久塗料を使っても長持ちしません。
“塗装の品質は下地処理で決まる” と言われる理由はここにあります。

■ ステップ4：下塗り → 中塗り → 上塗り（3回塗りが基本）

いよいよ外壁に塗料を乗せていきます。

● 下塗り

外壁の素材に合わせた下塗り材（シーラー・フィラーなど）を使用し、密着性を高めます。

● 中塗り・上塗り

基本的に同じ塗料を2回重ねて塗ります。

塗料本来の耐久性は、この“規定回数の重ね塗り”をしないと発揮されません。

佐世保市の場合、海風の影響を受ける地域もあるため、
塗膜の厚み（塗布量）」の管理が特に重要です。

■ ステップ5：仕上がり確認・足場解体

塗装が完了すると、職人と最終チェックを行い、
傷・塗り残し・塗料の付着がないか細かく確認します。

問題がなければ、足場を解体します（およそ半日ほど）。

■ ステップ6：お引き渡し

すべての作業が完了したらお引き渡しとなります。
施工写真・保証書などをお渡しし、工事完了です。

佐世保市では台風の影響を考慮し、
耐久性重視の塗料を選ばれるお客様が増えています。

■ 工事期間はどれくらい？

外壁・屋根の状況にもよりますが、

• 打ち合わせ〜工事完了：約1〜2ヶ月

• 実際の工期：10日〜2週間程度

※雨天や風の強い日は作業を中止する場合があります。

春・秋は特に予約が埋まりやすいので、早めの相談をおすすめします。